3月くらいが紫外線を意識し始めるとき…
でも最近は、冬でも日焼け止めが必要なときがあるくらい、1年中紫外線が強いと感じます。
日焼け止めを選ぶときのポイントや注意点はご存知でしょうか?
ポイントを知ることで自分にあった日焼け止めを選び、お肌への刺激や日焼けを防ぎましょう!
こちらでは、日焼け止めの表記や選び方をご紹介します。
紫外線A波とB波を知っておこう!
紫外線は夏が強いイメージですが、その量に増減はあるものの1年中地球に降り注いでいます。
曇りの日でも、晴れの日の70%近く降り注いでいるので注意が必要です。
1日の紫外線量は、10時~14時が1番多いとされています。
紫外線には紫外線A波(UV-A)と紫外線B波(UV-B)があります。それぞれの特徴を知ることで紫外線対策もしやすくなります。
紫外線A波(UV-A)って?
紫外線A波は、肌の奥深くまで到達し活性酸素を作り出します。そうなると…コラーゲンなども破壊されシワやたるみなど肌は老化してしまいます。
紫外線A波は、朝から夕方まで曇や窓ガラスも関係なく降り注いでいるので注意が必要です。特に屋外ですごす日は1年中PA値の高い日焼け止めを選ぶのがおすすめです。
紫外線B波(UV-B)って?
紫外線B波は、肌表面が赤くなる炎症を引き起こします。肌表面に発生した活性酸素は、紫外線を浴びなくてもメラニン色素を作り、やがてシミやそばかすの原因となります。
他にも皮膚病の原因となり有害な紫外線C波もありますが、日焼け止めは紫外線AとBをカットするものとして作られています。
日焼け止め使用前の注意点!

日焼け止めは1年で使い切るようにしましょう。
3月ごろから紫外線が気になって去年のまだ残ってるし…と思いますよね。でも、日焼け止めも化粧品と同様、開封後はできるだけ早く使いきってください。時間がたった商品は中身が変質してしまう可能性もあります。
もう日焼け止めいらないかな?という時期になっても外出時に塗ったりして使いきりましょう。

毎年新製品が出るので、新技術が詰まった新しいものを買いましょう!
日焼け止めの表記『SPF』って?
UV-Bを防ぐ効果指数を表します。
1~50+の数値は、何も塗らないときと比べて、UV-Bによる炎症をどれだけの長い時間防止できるかを表しています。
たとえば、紫外線に当たりだして、赤く炎症するのにかかる時間は個人差がありますが、だいたい15~20分といわれています。
20分かかる人がSPF30の日焼け止めを塗ると…
20分 × 30=600分(10時間)の日焼け止め効果が期待できるということですが、100%紫外線を防げるわけではないのでこまめに塗り直すことも必要です。

私は屋外レジャーの日は『SPF50』、買い物や子どもの送り迎えくらいの日は『SPF30』のもの、というように使い分けています。
日焼け止めの表記『PA』って?
UV-Aを防ぐ効果を表します。
『+』が4段階あり、『+』の数が増えるにつれてUV-Aに対する防御効果が高くなります。
- PA++++⇒極めて高い効果あり
- PA+++⇒高い効果あり
- PA++⇒かなり効果あり
- PA+⇒効果あり
紫外線A波は朝から夕方まで長時間、しかも1年中降り注いでいるので、シワやたるみなどお肌の老化が気になる方は冬もしっかりUVケアをしてください。
UPF50⁺って?
衣類の紫外線防止指数のことです。
紫外線対策先進国のオーストラリアなどで一般的に使われています。
UPF値が高いほど日焼け防止効果は高いものの、UPF50を超えるものはすべてUPF50⁺と表記されます。
裸で10分紫外線を浴びる場合と、
UPF50の衣類をきて紫外線を浴びる場合、
10分 × 50 = 500分間浴び続けたのと同じ日焼けをするくらいの差が生じます。
サングラスで目から入る紫外線をカット!
目に見える日焼けだけでなく、目に紫外線が入ることを防ぐことも重要です。
1日中外出していると、夜目が痛いということはありませんか?
目への紫外線は、充血やドライアイ、眼精疲労を引き起こすだけなく、眼病リスクを高める結果になります。

目に入る紫外線はサングラスをかけることで9割カットすることができます!レンズの色は黒を選ぶのではなく、UVカット機能があるものを選びましょう。
紫外線・日焼け止めのまとめ
紫外線や日焼けについて調べてみると、1年中日焼け止めが必要だということを改めて実感しました。最近の紫外線はとてもきついので、つい塗り忘れの部分があると、そこだけ乾燥して真っ赤になったり、ひどいときは炎症してしまうこともあります。

1年中使用しているUV入りコスメアイテム。
- BBクリーム
- UV化粧下地
- 日焼け止めスプレータイプ
- 日焼け止めクリームタイプ
- UVリップクリーム
BBクリーム、化粧下地はUV効果のあるものを1年中使っています。
日焼け止めは、夏前に体用などの新しい日焼け止めを購入して1年以内に使い切る!というサイクルをしています。
そのほかにも、サングラスや顔マスクや日傘、UV手袋なども愛用しています。
老化の大きな原因である紫外線…今後もどんどんきつくなりそうなのでしっかりケアしていきましょう。日焼けしないことが一番ですが、日焼けしたあとのスキンケアでお肌を整えることもできるので、日焼け止め+スキンケアを毎日つづけることが大切です。